「スタンダードジャズ」でJAZZの基本を知ろうというシリーズ。
あくまでも、これは私見です。
今回紹介するのははたして「スタンダードジャズ」といえるかどうか。
でも、「スタンダードジャズ」にふさわしい曲なんです。
その曲というのは「ルパン三世のテーマ」なんです。
ジャズ畑の大野雄二氏が生み出した名曲
「ルパン三世」といえば国民的アニメです。
語るにはあまりにも有名すぎて語れない。
まずは演奏をYouTubeの動画でお楽しみを
●ルパン三世のテーマ’78(30周年コンサートDVDより)/大野雄二【公式
昔からジャズっぽいなあ~と思っていたのですが、
やはり、作曲した大野雄二氏はジャズ畑出身だったのです。
大野 雄二(おおの ゆうじ、1941年5月30日 – )は日本の、作曲家、編曲家、ジャズピアニスト。『ルパン三世』などのテレビアニメ・映画のテーマ音楽を数多く手がけている。実家は『おもひでぽろぽろ』や『ラブプラス+』にも登場する「ホテル大野屋」(静岡県熱海市)。日本テレビ音楽専属、フリーを経て、現在はバップ専属。
(Wikipediaより)
前出のやつはなんとなくビックバンド風ですね。
もっとジャジーなやつだったらこんな感じです。
●LupinⅢ JAZZ
全然違和感ありませんよね。
当時としては「クロスオーバー」とか言われていた
ジャズのスタイルのひとつだったようですね。
慶應義塾高等学校時代、同級生だった明石勇(クラリネット担当、後にNHKアナウンサーとなる)らと「ジュニア・ライト・ミュージック」を結成。その後、慶應義塾大学法学部に入学し、在学中は名門ビッグバンド「慶應義塾大学ライトミュージックソサエティ」に所属、鈴木”コルゲン”宏昌、佐藤允彦らと共に「慶應のピアノ三羽烏」と呼ばれた。卒業後、藤家虹二、白木秀雄(大野のアルバム・デビューは、東芝から発売された白木秀雄クインテットでのLP『HIDEO SHIRAKI MEETS YUZO KAYAMA』)のバックを経て、自らのバンドを結成する。
1970年代から、テレビドラマや映画の劇伴やCM音楽を手がけ始めるが、その頃と時期を同じくして、当時は「ジャズロック」「クロスオーバー」の名称で呼ばれていたフュージョンのスタイルで楽曲を発表し始める。
テレビのサウンドトラックを数多く手がけた大野氏の根底にあったのは
ジャズのスピリッツだったわけですね。
ということで「ルパン三世」はもう
ジャズに入れてもいいじゃあないかと。
私には普通にジャズに聞こえます(私見)
●ルパン三世 78~80 メドレー
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