前にジャズマンガ「BLUE GIANT」を紹介しました。
第4巻を買いそびれていましたが
最近入手したので感想を描きたいと思います。
ジャズ版「青春の門」
参考までに前回の感想はこちら
→ジャズメンも絶賛!ジャズコミック「BLUE GIANT」読んでみた!
読んでみて私見ですが思いました。
このマンガはジャズ版「青春の門」じゃあないかと。
(異論はあるかとおもいますが…)
『青春の門』(せいしゅんのもん)は、五木寛之が1969年から『週刊現代』に断続的に連載している大河小説で、テレビドラマ化や映画化、漫画化もされた。1976年、「筑豊編」で五木は吉川英治文学賞を受賞した。早稲田大学の先輩である尾崎士郎の『人生劇場』に倣ったものである。
(Wikipediaより)
あてはめるのであれば
1~3が「筑豊編」、4巻が「立志編」といった感じ
サックスプレーヤーを目指す主人公大が高校を卒業し、
家族、や友人、師匠と別れ、東京へ移る過程が丁寧に描かれます。
特に私個人としては家族との別れのエピソードが泣けました。
自分の夢の為に別れなくてはならないけど、
主人公は明るく家族にサックス演奏を披露します。
そこで妹の流す涙がなんとも言えない感じです。
あと、武骨な師匠とのやりとりもしんみりときます。
師匠の出す重みのある一言一言がこころに滲みます。
こういった丁寧な人間模様が人気の秘密なのかも。
さて、東京で活動再開した大ですが
これから、波瀾万丈な出来事やうれしい出会いなどがあったりするのですが
それは続きの5巻で…
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